生命保険金の請求
先週の土曜日は、NPO法人りりーふねっと の主催で「終活勉強会」を南稜地区市民館で開催しました。
開催前は、豊橋南地区で初のセミナーということもあり参加者が集まるのか不安でしたが、予約で満席となったので一安心。
しかも、当日予約なしで来られた方もおり、終活勉強会の需要が高いことを再確認できました。
(予約無で来られた方へ。せっかくお越しいただいたのに席や資料が無くお断りしてしまい失礼しました)
さて、話は変わって死亡保険金の受取りは何度もある事ではありませんよね。
生涯一度も受け取る事のない人もいるでしょう。
私も自分自身が死亡保険金を受け取った事はありません。
しかし、仕事で保険金の受取り手続きをした事は何度もありますので、今日はこれについて書こうと思います。
死亡保険金は被保険者が亡くなると自動的に受取人へ払われるわけではありません。
必ず保険金請求手続きをしなければならず、死亡から3年以上経つと給付できない旨が「約款」に書いてあります。
※通院保険や入院保険等は3年以上経っても、理由が明確であれば受け付けてくれる場合は多いです。
葬儀後に保険証券を探したり、通帳を見て保険会社への支払いがあるのかを確認しましょう。
保険会社への連絡先が分からなくても、会社名さえわかればインターネットで調べれば請求問合せ先が載っています。
連絡を入れると保険会社から死亡保険金請求書等一式が入った封筒が届きます。
ほとんどの会社は記入例や、押印箇所へ付箋が貼ってりますのでわかりやすいです。
但し、「契約者」「被保険者」「指定受取人」などの言葉の意味がわからなかったり、必要書類(戸籍一式など)を自分で集めるのが難しい人は専門家に頼みましょう。
通常は保険金請求をしてから10日ほどで指定した口座へ入金されます。
「入金しました」という案内紙面は入金されてから届くので、入金を知らずに残高を確認しビックリする人もいます。
税金関係は「契約者、被保険者、受取人」が誰かによって変わりますし、受取り方によっても違います。
少々複雑ですので税理士へ聞いた方が良いでしょう。
何はともあれ一番重要な事は「生命保険に加入していたのか?」を調べる事ですね!